【がん予防・再発予防になる食品】にんじんはがん予防にいいって本当?

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にんじんは普段の料理でよく使うなじみの食材。身近すぎるため、健康効果についてあえて意識していない方も多いかもしれません。実は人参ってアメリカの国立がん研究所も認めたがん予防効果が高い野菜なんですよ。

 

 

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がん予防マスターの管理栄養士 康子がにんじんとがん予防について詳しくご紹介します。


 

 

にんじんのがん予防効果とは?

 

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にんじんは、アメリカの国立がん研究所(NCI)が発表した「デザイナーフーズピラミッド」でがん予防効果が高いと1群に分類されている野菜。

 

 

その根拠となる栄養素は以下の通り。

 

β-カロテン

体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を保護して抵抗力を高める働きあり。また、眼精疲労などの疲れ目の改善に効果的。

 

α-カロテン

活性酸素を抑制し免疫力を高める働きあり。その抗酸化力はβ-カロテンの2倍以上とも言われています。β-カロテンと同様に体内でビタミンAに変換されますが、変換率はβ-カロテンより低め。

 

ビタミンAとしての働き

免疫力アップ
抗ウィルス・細菌作用
細胞の成長促進・保護や傷んだ細胞の修復
皮膚の再生
骨・歯の成長
目の機能維持

 

カリウム

カリウムは摂りすぎたナトリウムを体外に排泄し、ミネラルバランスを保つ働きがあります。

 

なお、β-カロテンのがん予防効果については1990年代ごろから世界各地で悲観的な報告がつづき、「がん予防効果」を疑問視する意見も多くあります。

 

そんな中、カロテノイドとビタミンCが豊富な果物や野菜を多くとることで肺がんのリスクを下げる可能性があるという報告がカナダのモントリオール大学から発表されました。これは肺がん患者1105名と健常対象者1449名のデータをもとに、カロテノイドやビタミンCのような抗酸化物質が体に与える影響を調べたもの。この研究により食事で肺がんを予防できる可能性が示唆されました。

 

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私の意見としては、野菜や果物から摂るβ-カロテンはやはり、がん予防のためには有効だと考えています。悲観的な結果が出た実験では通常の食事で摂れる量の何倍ものβ-カロテンを投与して得たもの。実際の食生活で野菜に含まれている天然のβ-カロテンを摂るのとでは体への影響が違うでしょう。


 

 

ゲルソン療法の人参ジュースとその効能とは?

 

にんじんのがん予防効果を語るうえではずせないのがゲルソン療法の人参ジュース。ゲルソン療法では無農薬の人参を皮ごと使った100%ジュースを1日1200㏄~3000㏄飲むことで抗がん剤のかわりとしています。

 

 

ゲルソン療法の人参ジュースの作り方

 

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材料

  • 人参2~3本 縦長く切る
  • レモン 1個
  • りんご1個(なくてもOK)

 

作り方

  1. 材料を洗い、レモンは汁を絞ります
  2. 人参やりんごはジューサーにかけやすいよう縦長に切ります。
  3. .ジューサーに材料を入れて絞ります。

 

ジュースにした後はなるべく早く飲み切りましょう。

 

 

ゲルソン療法・人参ジュースの作り方ポイント

 

レモン汁を加える

にんじんにはアスコルビナーゼというビタミンCを酸化する酵素が含まれています。この酵素、以前はビタミンCを破壊すると言われていましたが、現在では酸化させるだけでビタミンCの働きを弱めるものではないことがわかっています。それでも酸化が気になるという方はレモンを加えるといいでしょう。酸に弱いアスコルビナーゼの働きを抑えてくれます。また、にんじん単独のジュースなら問題ありませんが、他の野菜や果物と一緒にジュースにする場合、それらに含まれるビタミンCが空気に触れて変色することがあります。それも、レモンを加えることできれいな色を保つことができるんです。

 

 

低速回転ジューサーを使う

ミキサーや高速回転のジューサーは栄養を壊しやすく、また栄養素を十分に抽出できないと言われています。人参ジュースには低速回転式のジューサーを使いましょう。

 

 

無農薬・低農薬のにんじんや食材を使う

ゲルソン療法ではにんじんなどを栄養豊富な皮ごと使用します。農薬や肥料は皮につきやすいのでその影響を受けないよう、人参ジュースに使用する素材は無農薬または低農薬のものを使用しましょう。

 

>>ゲルソン療法について詳しくはコチラの記事でも紹介しています

 

 

にんじんに加えて免疫力をさらに上げるなら「フコイダン」

 

がん予防におすすめの食材にんじん。さらに毎日の食卓に取り入れることで免疫力を強化してくれる食品があります。それが海藻類。なかでもモズクに多く含まれている「フコイダン」という成分はがん予防のみならず、がんの治療にも使われるほど効果が高いとされています。

 

がんを予防するためにはモズクを1日1.25パック~2.5パック程度摂るといいようですが、毎日だと飽きてしまいますよね。塩分の過剰摂取やヨウ素の摂りすぎによる甲状腺疾患も心配です。

 

フコイダンを手軽に摂るならサプリメントがおすすめ。現在、複数のメーカーからフコイダンサプリメントが発売されているので興味がある方はご覧ください。

 

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参考 
疑似科学とされるものの科学性評定サイト http://www.sciencecomlabo.jp/healthy_food/beta_carotene.html
野菜果物と肺がんリスク http://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/2660.html

 

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